(5)【トルコの旅②～恐怖のスタート～】
はいこんにちわ。
10月から11月に行く東南アジア旅行の航空券を取り浮かれ、ついにテストが終わり夏休みに入りさらに浮かれてる小澤直樹です。
前回に引き続き「トルコの旅」です。
簡潔にまとめるのと短くまとめるのは違うと思いますが、どちらも難しいですね。
今回はすごく長くなっちゃいましたが、旅が濃かったという認識で最後まで読んでほしいです！
前回はトルコに到着したとこまで、
今回からついにトルコの旅が本格的に始まります！
5時間のフライトをし、昼間にトルコ・イスタンブールに到着しました。
浮かれた2人は地下鉄に乗って市内に行くため、券売機まで行きました。
しかし、ちょいトラブル。
トルコの切符をどうやって買うのか、何を買えば良いか分からない！そこで20分くらい粘ったが全くわかりませんでした。
そこで現地の人に聞いてみました！
彼はデニス。たしか学生です、、
僕らが教えてほしいことを伝えると、
彼は自分の切符だけ買い、「来い！」というのです。
そして1つの切符で3人通り、電車に乗りました。
彼にテコテコついて行きましたが、内心は「この人信じられんのか？」って感じでした。
乗ってる間は、結構話しかけてくれましたが、僕らの英語力には少し引いてました笑
トルコについて早々、自分の英語の無さを突き付けられましたー
電車から外をのぞくと、綺麗な街並み。
ワクワクが止まりません。
そして僕らの目的地まで連れてってくれました。
バイバイするまでずーっと疑っていましたが、いい人でした！
そして、着いた場所はイスタンブール旧市街の中心！
こんな感じです。めちゃくちゃ綺麗ですよね。
そして、世界史にもよく出てくる「ポスポラス海峡」でパシャリ
この後はホステルに行きました。
こんな感じで、7人部屋のドミトリーで、800円くらいでした。
この後はホステルのオーナーに聞いたオススメのお店「バルカン」に行きました。
観光客は少なく、現地の人ばかりのお店でした。
(ここバルカンが僕らのトルコの居場所になるとはこの時は思っていませんでした。)
トルコ料理はほんとに美味しいんですね。
まぁ世界三大料理なだけありました！
そのあとはモスクに行きました。
トルコと、言ったらモスク！至る所にあります。
入ってみると、こんな感じ。
壁画、ライト、形、全てが綺麗。
そして落ち着く。
ずっと居れる雰囲気で、一瞬でモスクが好きになりました！
そしてホステルに戻って寝ました。
初日の今日はひたすら警戒し続けてめちゃくちゃ疲れたなー。声かけられても恐怖でしかなく、避けるように逃げてましたーー
印象的だったのは坂、ベビー用品店、セクシーな下着屋さん、そして犬・猫が異常に多いことでした笑
2日目
アザーンと共に目覚め、早朝からイスタンブール旧市街地を歩き始めました。
歩くこと10分
ついに来ました、ブルーモスク(スルタンアフメットモスク)。
感動です。美しすぎる。
礼拝堂に入ります。
もう綺麗すぎて言葉が出ませんでした。
これが全て描かれたものとは思えません！
中には観光客がほとんどでしたが、礼拝してる人もいました。
こんな綺麗な建物は初めて見ました。
ちなみにブルーモスクの前にはアヤソフィア(ハギヤソフィヤ)があります。
the世界史ですね
アヤソフィアはめっちゃ混んでたんで今度にしました。
アヤソフィアとブルーモスクの間には広場があり、
そこにいるとトルコ人の学生に声をかけられました。
日本語が話せる彼らはエッチな事しか言ってきませんでしたが、この辺りのことを教えてくれるとの事でした。
明日からカッパドキアへ行きたかったので、チケットオフィスを探してることを伝えると、そこまで連れてってくれました。(ちなみにこの時も半信半疑でついて行きました。)
そしてそこでツアー＆チケットの交渉が始まりました。
結構長らく交渉したのですが、
カッパドキアは一つ一つの名所が10キロとか平気で離れてるんでツアーは必須で、その他に行きたかった、パムッカレとエフェスは個人で行くよりツアー入っちゃった方が安かったんで、
ツアー(食事付き)＋長距離バス✕4＋ホテル1泊の1週間のプランに入っちゃいました。値段は2万8000円。
普通に考えれば、めっちゃ安いプランなのですが、
この時の小澤直樹は、ツアーに意地でも入りたくなかった気持ちと、6万円しか持ってきてなく到着2日目にして全財産の半分を失う恐怖でテンション・イライラMAXでした。
まぁしょうがないとオフィスを出ました。
(ちなみに、僕らをオフィスまで連れてってくれた2人組の学生は他の日本人にも目撃されていて、聞くところによると、日本語で話しかけ、オフィスに連れていきオフィス側からチップをもらい稼ぐ、言うならば「客引き」のようなものらしいです。)
そして、僕らの極貧生活は始まりました。
途方に暮れた僕らは歩き始めました。
空腹で仕方なかったので、初ケバブを食べました。
150円で結構でかくて満腹になりました。
今日はこの一食です。
適当に歩いていくと、めちゃローカル住宅地に迷い込みました。
ローカルな感じが好きな2人は少しうれしかったですね。
さらに歩き海に到着。めちゃくちゃ歩きました。
そしてこれが、この旅最大に日本に帰りたかった時に撮った写真。
海沿いにある、文化財の堤防で撮りました。
「日本恋しー」とか、「○○に会いてー」とかずっと言ってたなー
テンションが低かった僕らはトルコアイスを食べようとしてました。
そして至る所にあるトルコアイスの1つに立ち寄りました。
トルコアイスといったら、あのウザイパフォーマンスだと思うんですが、僕らが彼の前に立つと、急に始まりました。
そして長いウザイパフォーマンスがおわり、
「何円？」というと、
「450円」というのです。
僕らが最初に値段聞くのが悪かったのですが、
(のちに知ったのですが)3倍の値段ふっかけてきました！
くそうぜー
イライラしていた僕は
たった300円のぼったくりに、腹を立て復讐を誓い、
この日から僕とぼったくりアイス兄ちゃんとの戦いが始まりました。
まぁまたその時に書きます。
トルコアイスはおいしかったですよ。
そのあとトコトコ歩いてホステルに帰りました。
時系列は狂いますが、お昼に面白いことがありました。
トルコに来る前、インターネットでトルコの詐欺とかぼったくりについて調べてると、
「トルコ絨毯の押し売り」がどのサイトでも載っていました。
そしてまさにこれが起こりました。
少し仲良くなったトルコ人に｢僕の売ってる絨毯みない？｣と言われ、ついて行ってみると、そこには大量の絨毯。
「綺麗なのあったら、床に広げてみて」と言うので何枚か広げると、トルコ絨毯について（あとトルコ人の言語感覚とか色々）すごく丁寧に説明してくれました。
とここまでは良かったのですが、
ここから押し売りタイムです。
トルコ人︰「あなたにはお母さんがいますか？」
僕ら︰「はい。」
トルコ人︰「お母さんにこの絨毯をプレゼントしてみるのはどう？」
「もしお母さんにこの絨毯を渡すならこの絨毯に何円払いますか？」
「何円ですか？」
僕ら︰「5000円かな(適当です)」
トルコ人︰「あ、そうですか」
「この絨毯はすばらしいものです」
「もしお母さんにあげるなら何円払いますか？」
「何円ですか？」
僕ら︰「1万円かな(適当です)。けど、僕らはお金持ってないから今買えないよ。」
トルコ人︰「ちがうよ！君たちはブラザーだから買わそうとなんてしてない。」
「こっちなら何円ですか？」
僕ら︰「お金持ってないから買えない！」
トルコ人︰「ちがう、ブラザーだから買わせようとしてない。僕はほかのお店とちがうから。」
「お母さんにあげるなら何円ですか？」
.........。
なんて会話を30分くらい繰り返してました笑
｢お母さん｣という言葉で、僕らに訴えかけ
遠回しに「買え！」と言ってきてるようなもんです。
｢じゃあ買おっかな｣と言う言葉をひたすら待ってたトルコ人。
途中からはウザイを通り越して、面白くなっちゃいました。
まぁトルコの色んなこと教えて貰えたからよかったけど、、
そして、「もう買えないし、時間無いから帰る」と何度も伝えると
彼は急に不機嫌になりはじめましたーーー
足を組み、すっごい怖い顔で見てきます。
「また来るからね」と嘘をつき、足早に逃げましたー
買わすまで帰さないとか、閉じ込めるとかの被害もあるそうなので気をつけてくださいね。
と、面白いこともありましたが
今日はメンタルが砕けた1日でしたなー
3日目
今日もアザーンと共に起きました。
なんと晴れてます！これまで曇天過ぎたので、今日は気持ちもすっかり晴れ、テンションが上がりました。
(ちなみに、トルコは基本曇天で、僕らはトルコに3週間いましたが晴れたのは4日ほどでした。)
同じ街でも天気でこんな変わるんですね！
今日は
イスタンブール新市街に行きました。
旧市街と新市街に分かれています！
2つを繋ぐガラタ大橋はこんな感じでみんな釣りをしています。
高架下にはサバサンドのお店が並んでいて、そこで出すサバを釣ってるようですね。
新市街といったらガラタ塔。
僕達は登りませんでしたが、旧市街を一望出来るそうです。
新市街はこんな感じの街並みです。
坂が旧市街よりも多いのですが、
オシャレで歩いているだけで楽しかったです。
モスクにも沢山入りました。
歩くこと数時間、
タクスィム広場に到着。
オスマン時代に造られた、水を都市の各地に分配する設備が設立された場所で、今では新市街の中心となっています。
そして
帰りには行ってみたかったモスク。スレイマニエモスクへ。
トルコ最大級のモスクで、
海沿いの高台にあって、見張りのためにも使われていました。
中はこんな感じ。
いやーここも綺麗でした。
ちなみに、モスクの周りには水道が着いているので、足を洗ってから入りましょう。神聖な場所なので、
スレイマニエモスクに行く途中、住宅地を歩いていると、ストリートサッカーをしている子がいて話しかけると、手で目を吊り上げて「ジャポーン！」と馬鹿にされましたー。おぉそう見られてるのか、、
また
都市部にある文化財の堤防にはホームレスが住んでいているのを見れました。
あまり、トルコのこういう部分を見れていなかったので、今日街を練り歩いて良かったです。
夜にカッパドキアへのバスに乗るので早めにホステルに戻りました。
6時にピックアップのため、オフィスに行き、
オフィスの皆さんと最後のお別れしてきましたー
いよいよ、トルコ半周の旅に出発です！
(ちなみに、今日は120円のケバブ一食です。)
今日はここまで、、
最後まで読んでくれてありがとうございます！
街を練り歩けば色んなものが見えるんですね。
【次回予告】
いよいよトルコ半周の旅！カッパドキア、パムッカレ、エフェス、全てが絶景！
2018.7.29
