(6)【トルコの旅③~全てが絶景~】
はいこんにちは。
楽しみすぎて、旅出発までまだ7日もあるのに支度完了した小澤直樹です。
前回は、トルコ半周の旅に出発する所まででしたね。
オフィスの人と別れを告げピックアップを待つが全然来ません。
(ピックアップ=予約した所からある所まで送迎してくれることです。ちなみに今回は予約したオフィスからバスターミナルまででした。日本ではピックアップという慣習はありませんが海外では普通にあります。とても便利です。)
そして待つこと、1時間以上、30分の遅刻でようやく来ました。日本だったら訴えられるような遅刻ですが、海外では当たり前なので、焦らず待ちましょう。
ピックアップは僕らだけでなく他の人を色んな所で拾ってバスターミナルまで行きます。
そんな時、1人の日本人に会いました。
彼は31歳から旅を始め、10年が経ち40カ国以上も旅するバックパッカー。旅人。
しかもただのバックパッカーではない。
エレベストで遭難、自力で帰還。
南米での民間と軍の騒動に主役として?巻き込まれる。
片足腐りながら世界半周。
中国のスラムに5年住み続ける。
なとなど、やばい。すごい。えぐい。
ワクワクするような話をバスターミナルまでの道のりで沢山聞けました。
会って数分で尊敬してしまった。
そして、バスターミナル到着。
ギョレメ(カッパドキア)行きのバスに乗り換えました。
彼とはバスは違いましたが、行先は一緒だったのでまた会うことに。
そして夜中に出発。10時間の移動です。
ちなみにトルコは「バス大国」。
都市部からはどこでも行けると言っていいほど整っています。
そして座席にはテレビがついていたり、添乗員もいてサービスもあります。(WiFiがあると書いてありますが、僕が乗った4台のバス、1台も無かったです。)
そして10時間移動開始。
車内はめちゃくそ寒い。
休憩は2時間ごとくらいにあるのですが、日本とは違いやはりトイレはお金がかかります。15円と30円の所が多いです。
4日目
そしてようやく到着。
外を覗くと、もうそこにはカッパドキア!!
しかも気球が上がっています。
カッパドキアは気球が有名で、気球からみる景色は格別だそうです。ちなみに天候が良い時にしか飛ばないく、その確率は(冬は)25パーセントらしいです。
2万4000円もするので僕らは手が届かなかったです。
あ、カッパドキアの説明しときますね、
火山の噴出物でできた凝灰岩の台地が風雨に浸食され、キノコ状の奇岩が連なってできた奇岩帯です。
非常に面白い形をしています。
ローマ帝国時代には弾圧されたキリスト教修道士がこの奇岩をくり抜いて住居をつくり暮らしていました。
とりあえずホテルに向かいました!
ホステルではありません!ホテルです!
しかも「洞窟ホテル」です!
洞窟ホテルとは、くり抜かれ住居となったカッパドキアの奇岩にできたホテルのことです。
つまり世界遺産に泊まるということです!
興奮です!ちっさい頃カッパドキアの洞窟ホテルをテレビで見てからずっと泊まってみたいと思っていたので本当にうれしかったです!
中は、
こんな感じ!穴感がつよかった笑
※注意︰ダブルベットですが、ジュンイチヒラノと一緒に寝た訳ではありません。実はもう1つ部屋がありジュンイチヒラノはそこで寝ました。4人部屋に2人で泊まりました。
眺めはこんな!
いいですねー!
値段は1泊2000円。僕らにとってはだいぶ贅沢しました!
そしてピックアップされ、ついにカッパドキアのツアー参加です。
このときもピックアップは30分の遅刻。焦らずいきましょう。
この日はレッドツアーに参加!
レッドツアーとグリーンツアーがあり観光ルートが違います。
レッドツアーはカッパドキアのメインを回るツアーなので見たことあるものばかりです。
テレビで見てた風景が目の前にあるってのはほんとにいい気分です!
今日はお腹いっぱいご飯を食べました!
なぜならツアーにランチがついてたからです。
そして美味しすぎる。口に入れるもの全てが過剰に美味しく感じます。
ただのフランスパンでもです。
ちなみにトルコでは何かご飯を頼むと必ずフランスパンが出てきます。しかもお代わり無料。
たとえ100円のものを頼んでもフランスパンは食べ放題。僕らはお金がないのでトルコにいた3週間フランスパンを食べ続けました。
そのまま食べても飽きますし、かと言っておかずを頼むお金もなかったので、僕はある食べ方を発明しました。
それは角砂糖を紅茶に浸しそれをフランスパンに挟んで食べるのです。気持ち悪いように思われますが、これが異常に美味しくどハマリしてしまったのです。
ジュンイチヒラノも初め「貧乏くさい」と言って、食べてませんでしたが、食べさせたらハマってました。
この食べ方でフランスパン20個分くらいは食べました。
ちなみに、トルコのご飯屋さんやレセプションルームなどのテーブルの上には角砂糖が必ずと言っていいほどあります。
それは、「チャイ(=紅茶)」の慣習にあります。
紅茶消費世界一のトルコでは、どこを見てもチャイを飲むトルコ人の姿が見られます。
そしてどこに行ってもチャイが出てきます。お店でも見学した工場でもホステルでも、必ずと言っていいほどチャイが振る舞われます。
僕はたぶん3週間で30~40杯は飲みましたね。
そんで、その紅茶に角砂糖を入れるため、テーブルの上には角砂糖が置いてあります。
ホテルのテーブルにあった大量の角砂糖を2日でほぼカラにしてしまいました笑
角砂糖、3週間でたぶん100個はたべた!
今日は大満足な日でした。
5日目
今日はグリーンツアー!
ギョレメ国立公園の地下都市へ行ったり、
渓谷をトレッキングしました!
少し早めにホテルに戻り、ゆっくりしました!
そして夜にはイスタンブールであった方とご飯に行きました。
旅のお話や便利なグッズや情報など色々して頂きました!
6日目
そしてトラブルがおきました。
朝4時にピックアップをし、バギーで日の出を見る予定だったのですが、ピックアップがきません。
遅刻が当たり前なのでいつ諦めればいいのかも分からなかったのですが、1時間待って諦めました。
この日は予定がなくなってしまったので、ホテルで優雅に暮らすことになりました。
昼に起きて、買い物をし、ホテルにもどってティータイムを楽しみました。
ものすごく優雅でした。
そして、この日の夜から次の都市へ出発し、2日はお風呂に入れないので、ジュンイチヒラノがお風呂に入り始めた瞬間。
なんとバギーのピックアップが来たのです。
そう。4時は4時でもAMではなくPMだったのです。
完全にやってしまいました。
ジュンイチヒラノは裸でビショビショですぐに出発できないとのことだったので、僕だけ行くことになりました。
バギーでカッパドキアを回るのは凄く爽快で、オススメです!
ちなみにずっと1人で行動してたのですが、優しい中国人の学生が話しかけてくれて、一緒に回ってくれました。
すごい仲良くなれたし、楽しかったです!
お世話になったホテルの人に別れを告げ、
夜、7時デニズリ(パムッカレ・ヒエラポリス)行きのバスに乗りました。
9時間の移動。
このバスは割りと日本人おおかったですね。
7日目
朝4時に到着し、
9時からツアー開始。
まずヒエラポリスに行きました。
ヒエラポリスとは、ローマ帝国時代に造られたアクロポリス(=天空都市)です。
ローマ劇場や
実際に入ることのできるローマ浴場もあります。
本物の遺跡がゴロゴロ転がっている温泉なんて興味深いっすね。
そしてついにメイン中のメインパムッカレへ!
パムッカレは世界最大級の石炭棚田です。
上の写真のように水が張ってるところもあったのですが、パムッカレのメインのところに一滴も水がありません笑
ガーン、白いだけだったーー
オンシーズンなら
こんな綺麗でしたが、
オフシーズンだししょうがない!
天気も曇天だったしね。
ちなみにここパムッカレは温泉地帯で、夏だと水着を着て入ることもできます!
パムッカレは残念でしたが、今日はとてもいいことがありました。
それはツアーについてるランチがビュッフェだったことです!
1日一食生活を続け、あまりにもお腹が空いている僕らの前に現れたビュッフェは光り輝いて見えました。
そして美味しい。
何回も取りに行き、かぶりつくように食べていた僕は前に座ってたトルコ人をドン引きさせてやりました!
そして、夕方次の都市セルチュク(エフェス)へ。
5時間の移動。初のバンでの移動。
150㌔位で高速ぶっ飛ばすんでくそ怖い笑
8日目
早朝からエフェスツアー!
この日はカッパドキアであった旅人と一緒でした。
まず
聖母マリアの家へ。
中はマリアの偶像と装飾でとても綺麗でした。
厳重な警備がされてました。
マリアちゃん、案外普通の家住んでたんだなと思いながらエフェスへ移動。
エフェスもローマ帝国時代の遺跡都市です。
ローマ帝国時代の遺跡としては群を抜いて保存状態がいいとされています。
そしてこれがセルシウス図書館
1万冊以上が置かれた大きな図書館でした。
非常に美しい!
ここにもだだっ広い劇場がありました。
僕は東洋の遺跡が好きで、西洋の遺跡はそこまで好きでも詳しくもないんですがエフェスはとても綺麗で好きになりました!
そして、こんな可愛い猫も笑
可愛い、かわいすぎる。
日向ぼっこでもしてたのでしょうか?
ちなみに、
トルコは「猫に優しい国」としても有名ですよね。
住宅の前や道端などにはキャットフードが至る所に置いてあり、猫は暮らしやすそう。
街には目の視界に必ず猫は映ります。そのくらい猫は多く、しかもめっちゃ人懐っこい。また三毛猫が非常に多いです。
猫好きの方にはたまらないと思います!
また猫と同じくらい犬も多いです!
大型犬が特に多い!
みんなとても穏やかなので安心です。
しかし、
この、「0.2秒坂口健太郎」のジュンイチヒラノは
犬が大の苦手。
街を歩き、犬に出会うとそこの道を通らず車道の反対側の道に渡って、その後合流するほどです。
犬に遭遇すると僕との距離は毎回10メートル以上離れます。くそめんどかった
ある日、
ジュンイチヒラノはそんな穏やかなトルコの犬にガチで追い回されました笑
バチが当たったのでしょうか
僕も見てましたが、あの犬の目はガチでした笑
寸前で地元の人に助けられましたが、あれはほんとにやばかったです。笑
騒然としているジュンイチヒラノに僕は笑いが止まりませんでしたー
トルコの野良犬・猫は「狂犬病」の検査を受けているのもいますが、もちろん全てではありません。
もし噛まれた場合、必ず24時間以内に病院に行きましょう。
そう言えば、ツアーはもちろん全てが英語です。
計4回ツアーを体験し身についたことがあります!
それは
「英語のリスニング力」
ではなく、、
「英語を聞いてるフリ」が上手くなりました笑
うなずいたり、YeahYeah言って理解してるフリが上手くなっていきました!
これは後に出会う世界一周してた日本人も言っていましたね。
今思い出すと、カンボジアにボランティアへ行った時もこの能力を使ってたわ、、
少しこの結果は残念に思えますが、
帰国後読んだ本に「英語ができない人は相づちを多く使って、聞いてるフリをしろ!」と書いてありました。
とにかく相手から会話を引き出して、聞き取れるワードを1つでも増やすようにしようということでした。
と、少し救われた気もしましたが、英語頑張ります。
ツアー終わりに、
イスタンブールであった旅人と街を歩きました。
現地の大人には、「何こいつら」的な目で見られてたけど、子供は大歓迎。
少年たちがモスクでサッカーをしていたので混ぜてもらいました!
そしてこの写真がトルコで撮ったNO.1photo!
⤵︎⤵︎⤵︎
バックパックならではの出会いだったと思う!
もちろん日本人の旅人と一緒に街を練り歩くことも!
楽しかった楽しかった!
トルコ半周の旅終了。絶景ばっかでした!
夜、イスタンブールへ向けバスに乗り込みましたー
今日はここまで、
バックパックならではの出会いはきっとある!
【次回予告】
いろんな出会い!極寒のブルガリアへ!
2018.8.3