(7)【トルコの旅④~極寒ブルガリアへ~】
はいこんにちは。
アクセス数がついに1000を越え嬉しい小澤直樹です。
夏休みに入り、みな海外に旅立っていてうらやましい限りです。
僕は最近、読書・瞑想・朝勉強という習慣作りを始めました。夏休み始まってからどこにも行っていませんが結構充実しています!
さぁ、トルコの旅も後半に入ります。
9日目
トルコ半周の旅からイスタンブールに帰ってきました。
バスターミナルからホステルへ行き、チェックイン。
すると、1人の日本人学生がチェックアウトをしに来ました。
きゃんち君です。
僕がブログを始めるきっかけになった人の一人で、滞在中も帰国後も僕のお話に真剣に向き合ってくれる本当に尊敬する人です!
話していると自分が米粒くらい小さい人間だなって思うくらい、きゃんち君の考えと行動は大人で自分もジュンイチヒラノも本気できゃんち君みたいになりたいと思っています。
ちょうど僕らと入れ違いだったのですが、レセプションで少しお話しました。
話を進めていくと、なんとブルガリアへ行くとのことでした!僕らも行くか迷っていたので、一緒に行くことになりました!
なんて運命的で偶然的なんだろう!
旅っぽいです!
そのあと、ホステルでゆっくしました。
イスタンブール最安値540円のドミトリー。
地下にあり、ちょい薄暗いですがまぁいい感じです。
並列しているスポーツバーで休んだあと、
3人でチケットを買いに行きました。
これは途中で地元の学生と撮った写真。
ちなみにトルコからブルガリアは、バス、鉄道、飛行機で行くことができますが、僕らはバスにしました。
ブルガリアへのバスチケットはイスタンブール市内では一箇所でしか、買えないので注意です。
無事、チケットは取れました。
値段は3200円!
ミッションをおえ、ホステルに戻り3人でシーシャパーティをしました!
タバコとは吸い方が違い、煙を肺に入れず、喉で止めて出すらしいです。
初めは肺に入れまくり、むせまくりましたが徐々に上手くなりました!
ジュンイチヒラノはいくらやっても上手くなりません。
マスターはさすがです。
引き続き楽しんでいると、さらに日本人2人に出会い、5人でご飯に行くことになりました。
全員学生で、それぞれ海外の話で盛り上がりました!
ドミトリーに戻ると、同部屋のウクライナ人に「シーシャをやろう!」と誘われ、韓国人を加え、またしてもシーシャをすることに笑
英語で話すのはやっぱ難しいけど楽しかったです!
シーシャもさらに上手くなりましたー
そして寝ようと思ってドミトリーに戻ると、同部屋に日本人学生2人が入ってきて、もう一度バーに戻ってお話をしました!
と、
今日は異常に友達が増えました笑
出会い出会い出会いの1日。
10日目
地下のドミトリーではアザーンが聞こえないので起きるのは遅めです。
アザーンとはイスラム教における礼拝の呼びかけです。1日5回各モスクから流れるのですが、モスクがありすぎて街中に轟渡っています!
モスクによって声質やテンポなどが違い、特に向かい合うアヤソフィアとブルーモスクの掛け合いが好きでした。
起きてすぐ、2回目のブルーモスクへ。
昨日出会った学生2人と合流して、一眼レフを持っている2人に写真を撮ってもらいました!
そして夜、ブルガリアへ向けて出発しました。
道中はきゃんち君と真剣に語り合いました。将来について語り合えた喜びと同時にもっと自分が思ってることを伝えられるようになりたいと思いました。
そして夜中ついにトルコ側のイミグレに到着。初の陸路国境越えでワクワクです。
しかし、パッパッパッ。
くそ適当に終わりました。時間にして1分くらい。
まぁ出国審査なのでこんなもんです。
そして審査が終わり、バスに乗る間にあるブルガリア人に話しかけました。
その人はブルガリアのナショナルチームのジャージを着ていたので、「アスリートですか?」と聞いてみると、
ブルガリアのプロテニスプレイヤーだったのです。
おぉと思い、写真をとってもらい、サインも貰いました笑
いつか将来錦織圭と戦ってるのをテレビ出みたいです。
そしてブルガリアのイミグレへ。
ここも割とパッパッと終わり、初の陸路国境越えはサラッと終わりました笑
ブルガリアに入国です。
そしてこっから約4時間、朝5時頃首都ソフィアに到着。
バスを出ると大雪、、、
気温はマイナス14度、、、
死んじゃいます。
歩きだしましたが、吹雪でなかなか進みません。
そしてスニーカーの僕らは一瞬にして足がビショビショ。早速感覚が無くなり歩くのも大変です。
街は静まり返っていて、天気と同様暗い感じがします。ブルガリア人に話しかけても凄く素っ気ない感じもしました。
何となく思っていた旧共産圏の雰囲気と同じでした。
まず向かったのは旧共産党本部!
建物の前につくと、斜め前の建物ではブルガリアとオーストラリアの政府の会談?の歓迎会のようなものが行われていました。
ほーほーと眺め、
その後凍えながら向かったのは、シナゴーグ。
ユダヤ教の礼拝堂です。
門は締め切られ、入れないと思いましたが周りを掃除していたおじちゃんに聞いたら入れてくれました。
中から恰幅がいいお兄さんが出てきて、チケットを買いました。
そして厳重すぎる身体検査。荷物はカメラ以外、中に持っててはいけませんでした。
中に入ります。
後にキリスト教の教会にも入り、世界三大宗教の礼拝堂は全て入りましたが、それらよりユダヤ教のシナゴーグは美しく、そしてなんだかミステリアスな雰囲気で足が完全に止まってしまうほど良かったです。
六芒星のデザインもきれいでした。
次にアレクサンダルネフスキー大聖堂に行きました。
ブルガリアでいちばん綺麗で有名な教会です。
ここまで行くのに道間違えたりだいぶ苦労して行ったのですが、大雪で綺麗な外観はあまりわかりませんでした。
晴れてるとこんな感じ。
中に入るのは無料なのですが、写真は600円払わないと行けないので注意です。
間違えて撮ってしまうと、番人のハゲたきもいおっさんが駆け寄ってきて「お金」と迫ってきます。こわいこわい
皆撮ってるけど、「撮ってない」とシラを切って、おっさんを撃退してて笑った。
ジュンイチヒラノはまんまと捕まりました。
ってことで写真ゲット。
また色鮮やかで綺麗でした。
世界遺産ボヤナ教会なども行きたかったのですが、なんせ大雪です。凍えてた僕らにはそんな力は残っていなくバスターミナルに戻ることにしました。
と、その途中思い出しました。
「ブルガリアでヨーグルト食べてねぇ!」
僕は回れ右をして、市場に向かいヨーグルトを買いに行きました。
そして買ったのがこれです。
ダッシュで戻って食べましたが、味は普通でした笑
ですが、ブルガリアでヨーグルトを食べる夢?を叶えられた満足感は凄かったです。
ブルガリアは英語を話せる人は少ないらしく、街に英語表記も少なかったです。
ですが、観光スポットは中心に固まっているので回りやすいです!
そして、ユダヤ教・イスラム教・キリスト教の礼拝堂を1日で全て回れる。まさに「東欧における宗派共存」というものを感じられました!
また、物乞いも見ました。正直言うと、その後東南アジアでも物乞いは沢山見ましたが、
1番印象に残ってるのがブルガリアでした。
大雪の中、膝まづき頭をつきじっとしているあの姿。
大雪の中、椅子にじっと座っているあの姿。
他で物乞いを見た時とは何か違う感情でした。
なにが?どうして?って思われるかもしれないけど、このことだけはなんて言えばいいのか分からないってのが正直なところです。
けれど、心から物乞いに気持ちが動いた瞬間だったことは確か。
全てを含め、ブルガリアに行ってよかった。
そして夜、一緒に行ってくれたきゃんち君と今日でお別れです。とても悲しかった、、
正直、トルコの旅での1番の思い出はブルガリアでした笑。それもきゃんち君のおかげ!
一緒にいた3日間、ずーっと話を聞いてくれて、してくれて、ありがとうございました!
ちなみにきゃんち君とは帰国後も3回ほど会っていて毎回相談に乗ってもらってます。これからもよろしくお願いします!
さて帰ります。
12日
トルコの入国審査で、パスポートをじっくり見られ、帰りの航空券も確認され、電話番号・メアドを書かされるなど、必要に調べられるということがありました。
これこれ!!入国審査っぽい!
(正直少し焦りましたが、、、)
まぁ無事イスタンブールに帰ってきました。
地下ドミトリーに戻りましたが、疲労困憊。
この旅4回目のバルカンへ行き、ドミトリーに戻ってすぐに寝ましたー!
13日目
トルコの旅中、気づきました。
それは、
僕は足が臭いと言うことです。
あの汗かき野郎ジュンイチヒラノにも言われるくらいです。
靴は洗っても洗っても匂いが落ちません。
そこで今日からサンダルでの行動になりましたー
真冬のトルコ。気温は2、3度でしたので、すぐに感覚が無くなります。
せっかくブルガリアから帰ってきたのに、、
街を歩くと、
めちゃくちゃ見られます。めちゃくちゃ笑われます。
そんな中、
とあるお土産屋さんに入り、日本語を話せる店主と仲良くなりました。
案の定、僕の足を見て「寒そう。」と、
そして
なんと
「どうせ売れないから、あげるよ。」と言い、
売り物の靴下をくれたのです!
もういい人すぎて感動!大好きです!
その靴下は逆に使えませんした。
そんくらい嬉しかったです。
そしてトルコ人はウザイくらい話しかけてきますが、それは本当の優しさなのだと思い始めました。
帰りに5回目のバルカンへ笑
今日は知らない人から、
「cold?」って何回言われたことか。
明日もきっとサンダルで出かけます、、、
今日はここまで、、
初対面で親友、旅の醍醐味やな byジョーブログ
【次回予告】
歩きまくってイスタンブール制覇。さらばトルコ!
2018.8.7