(18)【2018夏旅⑤~いざトンドスラムへ~】
はいこんにちは。
ミリにきて観光もしないで、ご飯ばっか食ってます小澤直樹です。
素晴らしかったバナウエからマニラへ帰ってきた訳ですが、こっから小澤直樹はデブへまっしぐら。
6日目
マニラに6時頃到着し、バス停で3時間爆睡。
そして9時にマックへ向かい。朝ごはん。
マックが安い!
チキン、ガーリックライス、ハッシュドポテト、ドリンク、チーズエッグバーガーを食べて300円。
昼もマック。。。
そしてドミトリーへ行きました。
入った瞬間。
「やばいとこ来た。」
そう思いました。。
なんと62人部屋ドミトリー。
広い部屋に二段ベッドがたくさんたくさん。
こんな所は初めてで初めはビックリしました。
夜、ドミトリー前で1人でいると
日本人の方が来ました。
なんと世界一周のほぼ帰り。
お話をすると、
トルコで通いまくった食堂に行ってたり、1週間泊まったドミトリーに泊まってたり、
何だか性格も似ているような感じもしたり、
そして、、
格闘技にめちゃくちゃ詳しい!
もうもうもう盛り上がりました。
会見とかまでしっかり見てて、
こんなに格闘技の話で盛り上がれるのは初めてでした。
小澤直樹、めちゃくちゃ(特に最近の)格闘技が詳しいんです。大好きなんです。
ずっと話してたな、
そして深夜、マックへ。
街には多くの人が野宿していました。
7日目
今日はその日本人と、
東洋一のスラム街。
「トンドスラム」へ行くことになりました。
元々来週1人で行く予定でしたが、
どのサイトにも「1人で行くな」と書いてあったので心強いです。
電車で近くまで行き、歩きでトンドスラムまで向かいます。
電車を降りたところは、マニラ市街地と変わらない感じでした。
30分歩き、トンドスラム周辺に来ても余り変わりません。
そして着いたトンドスラム入口。
入口近くはゴミなどで荒れていました。
しかし、ちょっと進むと
かなり整備されている感じがあります。
香港の屋上スラムのような団地。
中には多く住んでいるようでした!
周りには出店のようなものがあったり、
バスケコートがあるなど、
だなと思いました。
さらに進むと、
20年ほど前に
「国の恥」
とされ、国によって閉鎖、住んでいた人を強制退去させた場所である、
「スモーキーマウンテン」もありました。
(ゴミの捨て場です。)
さらに進むと
少し荒れた団地のようなものも出てきましたが
このようにFacebookやEスポをパソコンで楽しむ人たちも多くいるなど、
ネットでみたような酷いスラムはありませんでした。
20年ほど前にスモーキーマウンテンが閉鎖されたのをきっかけに
トンド地区は国によってかなり整備、規制が進められたんだと思います。
トンドスラムは塀で完全に囲われ、その外には立派なマンションが何十棟もたてられたり、
道が綺麗に舗装されたり、
ネットで見てたあの酷いスラム街ではなく、
もはや「スラム街」でもありません。
今と昔では全く風景が変わったんだと思います。
スカベンジャー(ごみ拾いを仕事にする人)は何人かいましたが、
危ないなんて微塵も感じませんでした。
もう何年かするとトンドスラムも完全になくなってしまうでしょう。
ネットでは衝撃の事実が書いてありました。
スモーキーマウンテンは閉鎖されたと言いましたが、別のところにスモーキーバレーと言われるゴミ捨て場があります。
そこはスモーキーマウンテンに住んでた人が移りすんでいるそうですが、
なんとそこには日本からの「輸入ゴミ」があるそうです。特に医療品。
日本はゴミを処理する所が無いのは有名な話ですが、海外へゴミを送っていることを知りませんでした。
それによってスカベンジャーが多くなったり、スラムが形成されたりもしているそうです。
日本からの「輸入ゴミ」などを頼りに暮らしている人もいるので、
難しい問題ではありますが、
良くないなと思いました。
ちなみに、
トンドスラムを支援・解決する日本のNGOがトンドスラムのスタディツアーをしているそうです。
今回トンドスラムに行ってみて、、
やっぱ実際に行かないと分からないことは多いなと感じました。
自分の目で見るのことはほんとに大切です。
マニラへ戻り、日本の方と最後のごはん!
250円ででかいチキンとごはん食べ放題とかいう最高のお店教えてもらいました。
そういえば、
今泊まってる62人部屋ドミトリー。
「船上員」のためのドミトリーらしい。
通りで現地人ばっかだったんだー
そのなかで普通に迷い込んだ2人がたまたま日本ってのも奇遇だし、
その方八王子住んでたとか
トルコのこともそうだし、
「奇遇」
だよなー
今まであった旅人のなかで一番話し合う人だったなー
最後まで丁寧にされ、嬉しかったです。
夜はブルネイ🇧🇳へ向けフライトしましたーー。
2018.9.2